
- 外国人客用メニューのススメ
- 宗教・思想による食の制限を知る
- 国別の食習慣を知る
- 指さし会話表の活用
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Contents
外国人観光客用メニューで一工夫
最近中華や洋食店のメニューに英語や中国語が併記されているものを見かけることが増えたように思います。しかし和食店や焼き鳥店、寿司屋などはまだまだ取り組みが遅れているように思えます。一つには寿司=SUSHIとなる訳で、日本独自の料理は全て日本名のローマ字表記とならざるを得ません。とは言え外人に料理を理解してもらうには調理法や味の区別を表現する必要が生じます。- 生=Raw
- 煮る=Simmer
- 蒸す=Steam
- 焼いた=Baked or broiled
- 揚げる=Deep-frⅰed
- 温かい=Warm
- 冷たい=Cold
- 甘い=Sweet
- 辛い=Hot and spⅰcy
- すっぱい=Sour
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宗教や思想による食の制限を知る
イスラム教徒
世界で25億人もいると言われるイスラム教徒。実に世界の4分の1の多さです。東南アジア圏でもその人口は多く、今後日本にも数多くのイスラム教徒が訪れると予想されます。彼らは、ハラールと呼ばれる食に対する厳格なルールを守っています。それゆえにテルや飲食店は苦労をしているようです。最近は店頭で、ノーポーク・ノーアルコールと表示することで入店される方が増えたとの報告もあります。 アルコール、豚肉、血液、タコ、イカ、うなぎ、貝類、漬物等は禁止ヒンドゥー教
イントやネパールを中心に約10億の信者がいます。 彼らは牛を聖獣として信仰している関係で牛肉は食べません。鶏肉や羊肉を好んで食べる傾向があるようです。モルモン教
カフェインの入った飲料(コーヒー、緑茶、紅茶)やアルコールの摂取を禁じています菜食主義
乳製品や魚介類を食べないグループや鶏肉を食べないグループなどその思想により多種多様なグループに分かれています。 世界のあちらこちらから集まる観光客の出身をいちいち聞いてはいられません。シンプルにご来店頂いた際に一言伺ってください。Is there anything you cannot eat? = 食べられないものありますか?
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国別の食習慣を知る
韓国
日本の食文化に通じるところが多いのですが、彼らは日本人のように器を持って食べる習慣がないようです。実はみそ汁など困るようです。スプーンをお付けすると喜ばれます。中国
爆食と呼ばれるように食欲旺盛です。一般的な日本人の1.5倍ほど食べると言われています。おかずの量は多めにし、ご飯やみそ汁などはお代り自由が喜ばれます。米国
宗教や思想の制限で書いたように、意外と食べるものに敏感です。和食がヘルシーだと受けがいいのはこのせいですが、材料や調理方法を説明したものがあれば便利でしょう。また、喫煙に関しては一番うるさい人達です。分煙席の用意も重要なポイントです。フランス
近年来日するフランス人が増えているようです。彼らの国では、パンのおかわりは無料です。ここを説明しないとトラブルになります。逆に、日本では緑茶などのサービスは無料ですが、フランスではお金を取るところが多いため、緑茶は無料のサービスだと話してあげると喜ばれます。ドイツ
日本人の感覚では、ドイツの人はジャガイモとソーセージが主食のイメージがあります。実はヨーロッパにおけるパンの消費量で一番多いのはドイツなのです。黒パンをはじめ数種類のパンを多めに取りそろえるだけでも十分喜ばれます。ただ、メニューの写真と実際の盛り付けが異なることなど些細なことにこだわる傾向があります。事前の説明は欠かせません。 最近は日本で当たり前の「お通し」で注文していないのに料金を請求されたとトラブルになることがあるようです。最初に確認は絶対です。指さし会話表の活用は必須アイテム

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